BAR RNP | 日記 | 繋がる

ずっと前の話しになりますが
横浜からふらっと来て、たまたま僕が働いてる所に来て、一番最初に一緒に働いたのが僕で

人生の歩み方は全くの正反対でしたが 出会ったタイミングが良かったのか、

意気投合し、仲良く遊びにいったり、パチンコしたり、電話したりの仲になったやつがいました。


そう 最後のところが「過去形」になっている通り、
今はなんの『繋がり』もありません。



しかし そいつと過ごした二年間はかなり充実してたと思います。



その時付き合ってた彼女に

「じゅん君と結婚すれば…」
とまで言わせてしまったくらい仲は良かったですね



人生が正反対と言いましたが
僕は小さい頃から海で遊び、山で遊び、川で遊ぶ



そしてそのまま大人になって



彼は



喧嘩 女ギャンブル クスリ 人を傷付け、殺す以外は殆ど経験してきた人生



何処にも接点はなく、普通なら決して交わるはずのない二人でも
お互いの人生を話して 知らなかった遊びを経験して たった２年の出会いが、二人分の人生を過ごした気分でした



疑問……



ならなぜ突然疎遠になったのか



僕にだけ話してくれていたみたいだったのですが



横浜にいる時には結婚していたのですが、離婚してからは風来坊の生活を初め

そんな風来坊生活は同じ土地に２年いると飽きてしまうらしく、

また新しい街にフワッと風に吹かれて消えてしまうらしかったのです



僕には 消える時には電話番号も変え、誰にも云わず、突然消えると話してくれていました



だから僕は

彼とまた出逢える様な気がしています



あえて捜す事もしていませんが、何故だかどこかで繋がる気がしてるんです



僕の思い込みなだけかもしれないですが



もしばったり出会えたならば

喜び 飯を食い、酒を飲んで遊ぶでしょう



切れてもまた『繋がる』と思えるならば何も寂しくありません。



でも



薄い『繋がり』は

″終わり″


の数をいたずらに増やしていくだけで

切ないものです





糸売